JFileChooserを便利に使うためのTips
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JFileChooserを便利に使うためのTipsです。 初期ではDocumentが最初のディレクトリになっていたり、ファイル名が全部選べるようになっていますが、 これだと目的にあった効率的な選択ができません。 ですが、やっぱりjavaは便利で、そういった要望を叶えるためのメソッドがもう定義されています。 さすがですね。
カレントディレクトリの設定
JFileChooserでカレントディレクトリを設定する方法です。
- コンストラクタで設定。
JFileChooser fChooser = new JFileChooser("ディレクトリ名");
setCurrentDirectory()
を使用。このメソッドは引数にFile
型を指定するので注意。
JFileChooser fChooser = new JFileChooser(); fChooser.setCurrentDirectory(new File("デフォルトディレクトリ名"));
ファイル名の初期値の設定
setSelectedFile
を使います。
JFileChooser fChooser = new JFileChooser(); fChooser.setSelectedFile(new File("デフォルトディレクトリ名", "デフォルトファイル名"));
選択できるファイルをフィルタリング
初期値だと、カレントディレクトリ内のすべてのファイルが選択可能な状態になっています。
これを、例えばディレクトリ内のjpg
のファイルのみ選びたい時の設定は以下のようにします。
fChooser.setFileFilter(new FileNameExtensionFilter("*.jpg", "jpg"));