emacsで日記をつけよう!
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デジタル上で日記を書きたい。でもブログはめんどくさいし、メモ帳とかのエディタで書くのもなにか違う。どうせならEmacsで日記がかければな、そういった人におすすめなのが、「ChangeLog」です! EmacsはOS、と誰かが言ってましたが、ChangeLog機能で日記的なものがかけてしまいます。日記以外でも、ログ、という名前が付いているように、何かの記録やメモを取るのに使用するのもOKです。(というかそれが本来の使い方でしょうか。)
しかも、ChangeLogがもとからEmacsに入っているので、面倒なインストールは不要です。
使い方
C-x 4 a
でカレントディレクトリにChangeLogファイルが作成されます。
このショートカットを押すと、新しいバッファが出現し、日付とEmacsに設定した自分のメールアドレスが表示されます。
こんなかんじです。
2014-03-14 <administer@ADMINISTER-PC> * (Guide-copy): (ここにカーソルが置かれます)
ではご自由に文章を書きましょう。
書いたらまた上記のショートカットです。そうすると、新しい項目が出現してどんどん文を継ぎ足せるようになっているのですね。イメージは以下。
2014-03-14 <administer@ADMINISTER-PC> * 3つめのメモ * changelogメモ2つめ * changelogのメモを取る.md: memo
既存のChangeLogファイルがあれば、Emacs上なら、C-x 4 a
のショートカットでメモを呼び出して、追記することができます。 ショートカット一つで呼び出せて、自動で日付が記入された状態で文章がかけるので、非常に便利な日記ですね。
設定
もっと使いやすくするための設定を記します。
以下設定では、
C-x 4 a
がやや不便なので、C-c + d
でChangeLogを作成できるようにしてます。- diary.txtという名前でログを保存できるようにしました。日記っぽく。
(defun memo () (interactive) (add-change-log-entry nil (expand-file-name "~/document/diary.txt"))) ;; ログ名 (global-set-key "\C-cd" 'memo) ;; キーバインド
ちなみに、私は日記をdiary.txt
、研究用のメモ、Tipsをresearch.txt
という名前で分けています。やり方としては、上記設定一行目(defun memo ()
のmemo
部分の名前を変えて、別のキーバインドをセットするようにしています。これで、両方のファイルを同じディレクトリ内に保持することができるようになります。
ショートカット一発ですので、一度やってみてはいかがでしょうか。
ちなみに、
ちなみに、ショートカットを押したところのバッファにあるファイル名が*
の隣に書かれるようになっています。日記形式ですと、この機能はどうでもいいので、消したいのですが、ちょっとやり方がわかりませんでした。だれか知ってる人いたら教えていただきたいです…