「読書はアウトプットが99%」を読んだので要約した
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著者について
作者は、藤井孝一さん。経営コンサルタントの方です。本文にこの方の生き様が書かれていましたが、それがすごい。
サラリーマン時代は片道一時間の電車内で、必ず読書をし、お風呂の中では小説を読む習慣を付けていました。
さらに、時間割まで。 朝は5時おき。7時半に会社に来て30分で本を選んで8時から1時間読書。13時のお昼も30分読書、最後に20時にお風呂に入ってその後も読書。23時に必ず就寝。
ここまで徹底して日常をルーチン化したからこそ、経営コンサルタントとして独立することができたのだな、と痛感させられました。
要約
読書はアウトプットすることで初めて活かされる。
記憶は覚えるのではなく思い出す力。アウトプットした時に思い出せなければ、結局知識をつけたことにはならない。
知識を人に与えれば人の役に立てる。また、経済や自然界がもののやり取りで循環して成り立っているように、読書で貯めた知識も人に伝えて循環させることが大事。知識をためっぱなしでは頭が淀んでしまい、頭でっかちにもなる。
読書も読むだけでなく、アウトプットすることで、楽しくなる。
おすすめしたい人
前回記事にも書きましたが、書評をこれから書いてみたい、という人のための情報が多く載っています。
前回の書評テンプレはこちら。
また、優れた書評家たちの豪華絢爛な書評サイトも案内がありました。 + ビジネスブックマラソン + HONZ など、私も参考にさせていただいています。
やはり、読書ってアウトプットしないと身につかないですね。こうして私もブログに本の記録を残しておりますが、アウトプットして人に伝えていくことで、自分の伝える力がアップするのも利点ですね。誰かの役に立ちたいのであれば、手っ取り早い方法として、「本の内容を伝える」というのもありでは。
感想
読書して知識をつけるだけでは、頭でっかちになる、と言う言葉は耳に痛いですね。また、航空機のファーストクラスに乗る人は例外なく読書家。だそうです。その後の1文にもはっとさせられました。以下です。
「それも、多くの人はビジネス書ではなく、歴史や文学、考え方の人となるような本を主に読んでいた」
私は最近すぐ読めるビジネス本ばかり読んでますが、たまには腰を据えて、古典や文学作品に親しんで見たいと感じました。
読書は「アウトプット」が99%: その1冊にもっと「付加価値」をつける読み方 (知的生きかた文庫)
- 作者: 藤井孝一
- 出版社/メーカー: 三笠書房
- 発売日: 2013/12/24
- メディア: 文庫
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