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うめすこんぶ

日々のプログラミングで残しておきたいメモ.何かの役に立てれば幸いです.

アドラー心理学の褒めるってなんだろう。「成長する考え方」の記事を見てちょっと考えた

アドラー心理学

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アドラー心理学、自分は嫌われる勇気を読んで、非常に感銘を受けて以来、すごく好きなジャンルになっています。今回、ある記事をみて、アドラー心理学でいう「褒める」について考えてみました。

「成長する考え方」と「成長できない考え方」の違いが20年の研究で明らかに

NewsPicksの記事。 実は、中身は2014年の記事ですが、興味深い記事でした。

人は2種類に分けられる。 「固定化された思考態度」と、「成長する思考態度」の人だ。 それで、成長するのは、やっぱり前者の成長を重視する人。

なぜか。

固定化された思考態度の人は、こう考える傾向がある。 + 失敗する可能性があるから、挑戦を避ける + 諦めが早い + 努力は実を結ばない + 批判はいかさない、無視

成長する思考態度のひとは、こう考える傾向がある。 + もっと学びたいから、挑戦を受ける + 逆境に耐える + 努力は熟達の通過点 + 批判から学ぶ

言い換えれば、固定化された思考態度の人は結果重視、成長する思考態度の人は過程重視。

この記事の中で、Dweck博士が子供に対して行った実験があるけど、これってアドラー心理学に通じる話ですね。

実験では、子供を固定化された思考態度と成長された思考態度のグループに分けています。前者のグループではテストで良い点をとったら、「あなたは頭が良いわ」と能力を褒める。後者のグループでは良い点をとったら「よくがんばったわね」と努力を褒める。

すると、能力を褒められた子は難しい課題をさけ、一方、努力を褒められた子は難しい問題に挑戦したのです。

アドラー心理学では、子供をほめてはいけない、ということを言っています。このことを「嫌われる勇気」P197から引用してみましょう。

ほめるという行為には、「能力の有る人が、能力のない人に下す評価」という側面が含まれている。

褒めるのは、その裏に子供を支配する目的があるとアドラーは言っています。言い換えれば、相手を操作するために褒めるのだと。アドラー心理学では、相手をほめてはいけないのですね。

この記事でいう、固定化された思考態度の人に対する「頭がいい」と言う評価を受けると、子供は挑戦を避けてしまう。ほめると、結局子供はほめた人の期待に応えようとする生き方になってしまいます。そうすると、期待を裏切る結果を出したくないから、挑戦しない。そう考えると、アドラーのほめることに対する批判とつながります。

でも、成長された思考態度のほうの褒め方もアドラー心理学の観点からすると悪いことになってしまうのですが、そうでしょうか。実験では、頑張りを褒めると子供は勇気がでて、果敢に難問にも挑戦しています。これは、アドラーの言う「勇気づけ」ができた、ということではないでしょうか。

つまり、褒めるにも2種類あって、「能力を褒める」と「がんばりを褒める」がある。がんばりを褒める、の方はアドラー心理学の観点からすると、勇気づけに含まれる行為なので、よいことだ、と私は考えました。

この辺の細かいことは、まだまだアドラー心理学の本1冊ではわからないですね。ですが、最近2冊目が出版されるとの情報を得ました。早速予約して一早く読んでみようと思います。

幸せになる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教えII

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こちらは一冊目の嫌われる勇気です。

嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え

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