うめすこんぶ

日々のプログラミングで残しておきたいメモ.何かの役に立てれば幸いです.

「佐藤オオキのスピード仕事術」を読んで超高速な仕事をしたい!と思った

こんにちは、umeneriです。

400のプロジェクトを同時に進める、佐藤オオキさんの書かれた、「スピード仕事術」。

こんなに仕事を速くするための意識改革をやっているのか、と感動しました。早速内容を紹介します。

スピードを高める基礎技術

特に印象的な点を紹介します。まず、著者の考える、「スピード」というのは、単なる効率的な処理能力のことではなく、「同時並行処理能力」。速さよりも、いろいろなことを並行して考えられる能力こそ必要といいます。確かに、人間毎日一つのことだけやっていて一日が終わるわけでもなく、わたしもメインの業務以外でも雑用などいろいろやることがありますね。

スピードを上げるための方法として、以下に脳に負担をかけないか、書かれています。

  • やりかけた仕事を途中で止めてしまうのは、脳のメモリにその情報を残しておかないといけない(どこまで、何をやったか覚えていないといけない)ので、脳に余計な負荷がかかる。よって、ファイルを保存して終了するように、仕事も終わらせてから次を進める。

  • また、ここから派生したテクニックもあります。スキマ時間がきたら、5分なら5分で完結する仕事をいれるというものです。スキマ時間で仕事をして、終わらなければやはり脳に記憶をためておく必要があり、負担になるからですね。また、その時間内に終わらせようとすれば必然的に集中します。

  • まず一番やりたい仕事をします。それによって気分が高まり、調子が良くなるので、他の仕事もやってみよう、という気持ちになれます。

  • アイデアを考えている時に、行き詰まったら、考えるのをやめてみる。苦労すればいいものができるという考えは著者によれば懐疑的。こういった脳への負荷は長期的に良くない。

  • 脳を仕事モードにするためにコーヒーを飲んでスイッチを入れる。著者は多い時で一日3回はスターバックスにいくそうです。

プロジェクトに対する取り組み方

印象的だった言葉。「着地点が明確で無い仕事は受けない」。これは、イシューからはじめよ―知的生産の「シンプルな本質」の本(超おすすめ)に通じます。

イシューからはじめよ―知的生産の「シンプルな本質」

イシューからはじめよ―知的生産の「シンプルな本質」

その一方で、クライアントの目指している方向を明確にするテクニックもさまざまに紹介されています。

例えば、方向性のことなる、(それでも明確に方向付けられた)複数案を提示し、クライアントに選ばせることで方向性を知るという方法。例えば、ある傘のデザインのプロジェクトでも、傘メーカーん遺体して複数案を提示。

  • 台風でも壊れない傘
  • パーツの色やデザインをカスタマイズできる、「人目で自分のものだと見分けられる傘」
  • 盗難防止になる傘
  • 柄をV字形んした「逆立ちしたり壁に寄りかかったりする傘」

大事なのは、複数案を提案して、クライアントが「どのぐらいの期間をかけた、何を得たいか」を確認するということです。今回は、最後の案が選ばれ、クライアントの「技術的難度が低く、低コスト量産ができる」という選択理由を明確化できたとのこと。

方向性を決めるのは、徹底的な質問による情報収集がありますが、それだけではない。案を提示して方向性を確認する、ある意味一気にクライアントの意志を確認できるテクニックもあったんだ、と目からうろこでした。

やりたいことは今すぐやる。

10年後にやりたいことは今すぐやる。これはわたしが背中を押されたことです。著者は、会社設立当時、仲間と考えたのが、どうやったら「ミラノサローネに出展できるのか」ということ。そして次の年には、実際にミラノサローネに出店したのでした。仕事の実績がなく、費用は自分たちで負担。出展したからといって、仕事につながるあてもなし。しかし、著者は言います。

あのときにミラノサローネに出店したことは、確実に現在へとつながっている

やりたいことは、借金してでも、すぐにやり遂げる、すくなくともその目標に対して方向性をまっすぐ向け、最短距離をゆく。遠回りしてでもこつこつ力をためよう、という気持ちを捨てよ、とわたしは解釈しました。

どんな人におすすめか

デザイナーの方が書かれた仕事術の本というのは、かなり珍しいのではないでしょうか。しかし、実際にデザイナーのお客様に対する提案は、営業の行う提案そのもの営業の方だけでなく、社内稟議を通すための企画づくり、資料作成を行う方にとっても役に立ちます。

400のプロジェクトを同時に進める 佐藤オオキのスピード仕事術

400のプロジェクトを同時に進める 佐藤オオキのスピード仕事術

著者の方がデザインされたIHIの広告。これ、かなりすごい発想だと思うのですが、如何でしょうか。 佐藤オオキ/nendoによる製造会社IHIのアニメーション動画。全てがIHIのロゴで構成されている | Architecturehack - アーキテクチャーハック

第1章 ゼロからデプロイまで | Rails チュートリアルを学ぶ

改めて、Railsについて深く学びたいと思った。本格的なアプリが作りたい。 というわけで、railチュートリアルの1章を行う。

第1章 ゼロからデプロイまで | Rails チュートリアル

以下、作業メモ。

Ruby on Railsチュートリアルで開発するアプリケーションでは、特定のWebサービスに偏らない一般的な記述を心がけており、読者の目的にかかわらず本チュートリアルでWeb開発の基礎を学ぶことができます。

今回は第3版。前までRspecを使用していたテストも、より基本的なminitestに変更。 それ以外でもRailsの細かい部分より、Webのサーバサイドを開発する上でより基本となる部分を学べるようになっている。

Scaffoldの甘い誘惑

Scaffoldでコードを簡単に自動生成できるけど、無駄に量が多く複雑で、コードの動作が理解しづらいという。なるべく自動生成には頼らず、コードの意味を一つ一つきちんと理解していきたい。

railsは2004年から登場。もう10年選手だった。

Railsがこれだけ多くに人達に使われているのはなぜでしょうか。その理由の1つは、Railsが100%オープンソースで、制約の少ないMITライセンスで公開されているからです。これにより、Railsをダウンロードしたり使ったりしても、一切コストがかかりません。

MITライセンス。

早速実践

$ rails _4.2.2_ new hello_app
$ vim Gemfile
$ bundle install

MVCでは、ドメインロジック (ビジネスロジックともいいます) を入力/表示ロジック (GUI と密に関連します) から分離します。Webアプリケーションの場合、「ドメインロジック」はユーザーや記事、商品などのデータモデルに相当し、GUIはWebページを指します。

MVCってあまりちゃんと理解してなかったけど、ドメインロジックという機能に相当するModelと、表示ロジック(View)を分離しているのが大きな特徴か。 Controllerはユーザとのリクエスト/レスポンスのやり取りを行う。管理者というか、中心的なリーダ、司令塔といった感じ。

Linus Torvaldsにより開発された分散バージョン管理システムであるGitが主流になっています。

Linusさんて、LinuxだけじゃなくてGitも開発したのか。めちゃくちゃすごいな。。

$ git checkout -f

コミットされてない変更を強制的に元に戻す技! これは使えそうだ!

$ git push -u origin --all

--allをつけると、ブランチすべてをリモートに送ることができる!

最終的にherokuにデプロイができた。以下Warnings

###### WARNING:
remote:        You have not declared a Ruby version in your Gemfile.
remote:        To set your Ruby version add this line to your Gemfile:
remote:        ruby '2.2.4'
remote:        # See https://devcenter.heroku.com/articles/ruby-versions for more information.
remote:
remote: ###### WARNING:
remote:        No Procfile detected, using the default web server.
remote:        We recommend explicitly declaring how to boot your server process via a Procfile.
remote:        https://devcenter.heroku.com/articles/ruby-default-web-server

herokuの基盤では、rubyのバージョンは2.2.4にするほうがいい(今はruby 2.0.0p481)

Ruby on Rails 4 アプリケーションプログラミング

Ruby on Rails 4 アプリケーションプログラミング